国連ヴェサークに「希望の火」が灯った!-part 1-

国連ヴェサークに「希望の火」が灯った!-part 1-

第20回国連ヴェサークへ、いざ出発! ベトナム・ホーチミンの空港に到着すると、 まだ荷物も受け取っていないのに、ヴェサークのボランティアたちと僧侶の笑顔が迎えてくれました。 空港からすでに歓迎ムード全開。 こうして、いよいよ第20回国連ヴェサーク参加の旅が幕を開けたのです。 ヴェサークの日—— それは仏陀の「誕生」「悟り」「入滅」のすべてを祝う、 仏教徒にとって最も神聖な一日。 国連が公式に認める、唯一の国際仏教祭典でもあります。 今回、世界85の国と地域から、2,700名を超える参加者が集結。...
大菩提寺に響く声明──ミッション in ブッダガヤ2024 (1)

大菩提寺に響く声明──ミッション in ブッダガヤ2024 (1)

2024年12月、再びインド・ブッダガヤを訪れ、2つのビッグイベントに参加しました。 世界が集う「ティピタカ・チャンティング」 27カ国の僧侶が大集結!パーリ語で経典を10日間読み続ける荘厳な儀式「ティピタカ・チャンティング」が開催されました。 会場は、お釈迦さまの悟りの聖地菩提樹のある大菩提寺。 僧侶たちは分厚いパーリ語経典を手に各国エリアに分かれお経を唱えます。観光客、参拝者、瞑想者たちは、その響きに耳を傾けます。 私たちも木魚の音色に合わせて「希望の火声明」を行いました。その中で感じたのは、お釈迦様の教えの深遠さ。...
「希望の火」が灯った GreatLuck FES 2024(2)

「希望の火」が灯った GreatLuck FES 2024(2)

カナダメンバーも参加 フェスの当日、カナダから希望の火メンバーがきていた。モントリオールの雄山さんとクリスティーナさん。 雄山さんは前からグレフェスについて知っていて、喨及さんに”このフェスに参加するのはどうですかね〜”なんてメッセージをしていたそうだ。 そして偶然にも、フェスの開催時期に京都に来たのだ。それで一緒に参加した。   祈りの丘で人々は、自由に「希望の火」に祈りを込めた。また、自分の願いを布に書いて結びつけた。人が願い、祈る空間なのだ。 ”なぜかがわからないけど、涙が溢れた”と話す方も  ...
トーシャ・ガンジーと日本行脚(2)

トーシャ・ガンジーと日本行脚(2)

希望の火一行と共に広島を訪れたトーシャ・ガンジー氏。市長に面会した後に講演し、その翌日は原爆資料館を訪問しました。 理事長、香川剛廣氏による説明を英語で聞きながら、食い入るような眼差しで展示物を見ていたトーシャさん。 私も「希望の火」を灯したランタンを手に、共に資料館を巡りました。 原爆が投下され、10万人以上の命が奪われた広島市。今もなお、後遺症に苦しみ、悲しい記憶を抱える人々がいます。 79年前の「原爆の残り火」は、人類のカルマと争いの象徴です。これをバチカンに運び、ローマ教皇によって吹き消して頂きました。...
カオスと検問と希望のグラストンベリー・フェスティバル (3)

カオスと検問と希望のグラストンベリー・フェスティバル (3)

グラストンベリーの舞台側(?)    これまで、グラストンベリー・フェスティバル側のスタッフと、オーストリアのメンバーのアリスとローレンス(カナダ)は、綿密な打ち合わせを重ねてきました。オープニング・セレモニーやマス・メディテーションのプログラムは、『希望の火』とグラストンベリーの合作でした。 それでも彼らは、約20人の希望の火メンバー全員が会場を出入りできる正規のチケットを手に入れるまで、多くの時間を費やして、会場中を走り回らなくてはなりませんでした。 何せそうでないと、一度会場を出たら、再入場できなくなってしまうからです。...