「昨日の敵は今日の友」ー 戦後80年、希望の火と合同追悼式
2025年8月15日、アジアにおける第二次世界大戦の終結から80年が経過しました。この節目の前夜、オランダ・アルクマールの希望の火センターにて、合同追悼セレモニーが行われました。
この破壊的な戦争によって苦しんだすべての国々に思いを馳せるとともに、今も続く戦争の犠牲者たちへの祈りを捧げました。
祈りは国境を越えて
オープニングでは、アミナダブの瞑想的な音楽が流れ、参加者たちは心の奥深くに静かに降りていく扉を開けました。その後、インドネシア、オランダ、フィリピン、日本、ガザ、イスラエルの代表者がそれぞれ短いスピーチ。
どのスピーチにも共通していたのは、「戦争がもたらす痛みは世代を超えて続くけれど、他者の痛みへの共感、真の正義をもたらすこと、そして対話を通じて癒しと和解の道への可能性が開かれる」というメッセージでした。
その後、参加者全員が「希望の火」でキャンドルを灯し、文字通り敵味方を問わず、すべての命を悼むひとときを持ちました。




異宗教合同の声明による祈りでセレモニーが終わり、その後活発な交歓が行われました。20人ほどの小さな集まりでしたが、8か国から集まった(オランダ、インドネシア、フィリピン、日本、ガザ、イスラエル、イラク、サウジアラビア)参加者たちは、世界共通の問題である戦争の終結の必要性と、国や世代、文化の違いを超えて創れる人間同士の深い絆を感じあえたようで、主催者として本当に嬉しく思いました。
参加者の反応:
「本当に美しい夜でした。このような出会いの機会がもっと増えたら素晴らしいと思います。」
「対話を続け、お互いに理解し合おうとすること、それこそが希望です。」
「皆が心からお互いの話に耳を傾け、涙を流していました。本当に感動的でした。」

(写真上)翌日の公式追悼式の準備で大忙しの中それでも参加してくれたベルサマジュ協会(マレー語で「共に未来へ」という意味)のインドネシア出身の二人。
「私たちと希望の火の目的は同じです。自他の区別なく心の痛みが癒される未来を共に創ること。」
参加者の皆様に心から感謝申し上げます。
私たちの数世代前がかつて敵として対峙していたことを思うと、今、こうしてすべての犠牲者を共に追悼できることは、まさに特別なことだと感じています。
互いの痛みに対する共感を通して絆が生まれる。また、過去の追悼をむしろ「今、そして未来をどうするのか」 「どうやって分断を超えていくか」という問いのスタートラインにした、未来志向の夕べになりました。
希望と愛の火が一人一人の心に灯り、ますます輝きをまし、いつか全人類が手を取り合って平和な世界の夜明けを迎えることができますように!

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