カナダメンバーも参加

フェスの当日、カナダから希望の火メンバーがきていた。モントリオールの雄山さんとクリスティーナさん。

雄山さんは前からグレフェスについて知っていて、喨及さんに”このフェスに参加するのはどうですかね〜”なんてメッセージをしていたそうだ。

そして偶然にも、フェスの開催時期に京都に来たのだ。それで一緒に参加した。

 

祈りの丘で人々は、自由に「希望の火」に祈りを込めた。また、自分の願いを布に書いて結びつけた。人が願い、祈る空間なのだ。

”なぜかがわからないけど、涙が溢れた”と話す方も

 

1日目。初めにメンバーで「希望の火」声明を行った。すると何の説明もしていないのに、ティピに立ち寄った人が、自由に参加した。ここは、祈りが自然に受け入れられる空間になっていたのだ。

その後、喨及さんが笛を奏でる中、ミナルさん(岡野さんとグラストンベリーに一緒に行った人)が舞を披露。その丘に神聖な空氣が広がった。笛の音を聴いた人が、丘に集まってきた。

祈りの丘を訪れる人に、希望の火の説明をする。すでにグレフェスのページや、YouTubeで配信された事前情報で「希望の火」について知っている方もいた。

「希望の火」の説明をすると、皆さんとても感激した様子で、火を前で自然に手を合わせ、過ごされていた。中には、”希望の火に祈りを込めていたら、なぜかわからないけど、涙が溢れた”と話す方もいらした。

「祈り」という感覚が、人々の中から蘇ってきている

 

「TOLAND VLOG」でも、「知らないセカイ」の番組でも「祈り」の力について配信をしていた。

日本では、宗教的なものに対する嫌悪感が強い。しかしそれを「宗教的な人だけがやる特別なもの」とするのでなく、「人間本来の営みで、生きていくことと切り離せないもの」と捉える。人類が誕生してから、普遍的に行って来た自然な行為として。

この「祈り」という感覚が、人々の中から蘇ってきている、と感じた。

グレフェスでは、「祈り」というものを大切にしていた。祈りは、当たり前にあるものとして、フェスの中に溶け込んでいた。

「希望の火声明」の中で行った火の儀式

 

夕方の弥栄ステージ。テトラさんやTAKAさん、くどぅさんご夫妻と同じ壇上にあがった喨及さんが、「希望の火」誕生秘話や、パレスチナでの体験などを話した。

グレフェスの主催者二人もパレスチナに行っており、現地の様子にとても詳しかった。

また、パレスチナから日本文化が大好きで日本語も話せるパレスチナ人を招待していた。そのためか、フェスにきている方も、パレスチナの話に興味を持って聴いていた。

http://flameofhope.jp/talk_glf/
(トークステージの様子)

日が暮れてからは、「希望の火声明」の中で、TOLAND VLOGのマサキさんが、ファイヤーダンサーと一緒に火の儀式を行った。そして、縄文エリアにも希望の火を灯すセレモニーを行った。

そのセレモニーのあとは、モンゴルから来ていたシャーマンが「希望の火」に祈りを込める儀式を行った。

その夜の音楽やトークステージは3時くらいまで盛り上がっていた。

 

参加者の熱い想いは、フィナーレでも「希望の火」に込められた、

 

2日目。祈りの丘には朝から人が出入りしており、午前中は「希望の火声明」をすることになった。

希望の火声明の後、突如、喨及さんが、ミニミニワークショップを行った。すると参加者みんなは、希望の火パワーに感激。

 

また午後には、グレフェスのステージに登壇した方々に、希望の火に祈りを込めていただいた。

 

 

 

 

 

希望の火に祈りを込める、エコビレッジビルダーの山納銀之輔さん(左)とTOLAND VLOGのマサキさん(右)

そして、フィナーレのGreenWorldのステージ。希望の火が灯り、参加者皆の熱い想いが込められた。