「究極の悲劇は悪人による抑圧や残虐行為ではなく、それに対する善良な人々の沈黙である。」
M・L・キング・ジュニア
分断を超えて「人類の側」に立とう!
2024年10月7日ハマスとイスラエルの間で新たな戦争が勃発して以来、人類の危機と二極化は頂点に達しています。あまりにも多くの苦痛と残虐行為が闇の底から現れ、世界中の人々が分断されれいると感じています。
それを受けて、1月から、地元の有志とともに、木曜日にオランダ・アルクマール市の駅に立ち、世界に向けて、人道的なメッセージを発信し、共鳴するひとに参加を呼びかけています。
世界中で多くの人々がデモやアクションを起こしていますが、それよりももっともっと多くの人々が、「このようなことは、あってはならない!」と思いつつも、一人で言葉や行動に移すのに壁を感じ、出来ないでいるはず。
出来るプラットフォームを創ろう!
何かやらなければ。それも、今!
この直感は正しかったと3か月立ってみて実感しました。激励や賛同、話しかけて下さるひとや、一緒に立つ人まで、多くのポジティブな反応を頂いています。
規則的に有志が出会うきっかけとなり、平和を望む人びとが知り合い、連帯の絆を深めるまたとない機会にもなっています。最初は3人ということもありましたが、だんだんと輪が広がっています!
私たち人間はどうすればこの深刻な分断を乗り越え、平和を創造することができるのでしょうか?
そしてすべての人に人間の尊厳と自由、人生の喜びを取り戻せるのでしょうか?
ひとつは、国や宗教、文化等、自己との共通点をもつ他者(のみ)を支援するのでなく、
全ての人々にとって大切な普遍的な価値観、人間性の発現を可能にする価値を擁護し、それを妨げるすべてのものに反対し、「人類の側」に立つことではないでしょうか?
もうひとつは、非暴力の道を選ぶこと。
暴力は人々を分断し、「敵」への攻撃を正当化し、さらなる憎しみ、怒り、恐怖を生み出します。
それとは対照的に、非暴力は、他者の痛みを感じる思いやりの心、勇気、知恵を必要とします。
キング牧師の言う「普遍的な利他」。
他者を、どんな状況においても、自分と同じ人間として見ることをやめず、
他者への共感を、自己の属するグループに限らず、どこまでも拡げていくこと。
ガンジーの「敵と戦うのではなく、友へ転換しようとする」道。
「暴力には、暴力では対抗できない、愛でしか戦えない」、とかつてガンジーは言いました。
( 希望の戦士ビデオシリーズ 「アルン・ガンジーの遺言」)
希望の火は「人類の側」の灯台
希望の火は、全ての違いを超えて人々を共通の絆で結び、非暴力のこころで融合します。
キング牧師やガンジーの永遠の火、その他にも、世界中の15の聖なる火が合祀された、新しい人類の平和の象徴です。
貴方にとって、人々を普遍的な絆で結ぶ、人生における重要な価値観は何でしょうか?
それを伝えるために行動を起こし、声をあげましょう!
希望の火をこころに灯し、ともに新しい時代を創りましょう!
玉本 三和(たまもと みわ)
希望の火国際委員会 オランダ及び欧州担当
1995年に渡仏、シュタイナー教育と人智学の芸術治療を
学ぶ。1999年からオランダ在住、
タオ指圧セラピスト。
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