「希望の火」で祈る平和 ーアルクマール各地の教会で同時にー

「 SHARE! 」(アースキャラバンのテーマソング)が、市中心部のカリヨンの鐘で
市内に響き渡り(2020年の録音映像を見る)、イベントが始まりました。

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<北オランダ州アルクマール市「平和大使館」として参加した、希望の火アースキャラバン>

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルとテーブルをシェアし、1週間に亘って、共に活動しました!

希望の火ワークショップ

利他の祈りが体と場のエネルギーを変えていく体感のワークには、参加者達の驚きの歓声が!

その後、「希望の火」のイメージで、自分の心と世界に灯しました。そして、サンスクリット語で「我永遠の光に還る」という意味のマントラ(実は、日本語では、南無阿弥陀仏)を皆で唱えながら、世界の平和を祈りました。

<参加者のコメント>
・ 素晴らしい❣
・ 他者のために祈ることが、自分自身のサポートにもなるなんて!
・ 力を頂きました!

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「一番悪いのは、”何もしない良い人々”」

現在も投獄されているロシアの政治家ナバル二のドキュメンタリーが上映されました。

上記のメッセージが印象的でした。

『平和を望むイスラエル人とパレスチナ人』とズームミーティング

希望の火が主催し、世界各国から70人前後の参加者を迎え、10の機関が活動を自己紹介しました。その後、参加者全員で「希望の火のイメージワーク」と祈りを行いました。

<参加者のコメント>
・ とてもパワフルなセレモニー!希望の火のワークと祈りは、個人のアイデンティティや国の違いを超えて、私たちを心の領域で融合させました。

 

ピースウォーク

ウオーク中、「希望の火」は大変共感を呼び、様々な参加者の方に交代で運んでもらいました!

今年植えられた広島原爆を生き延びたイラクサの木が、美しい、旧市内の各所を巡るルートに加わっていました。

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ウォーク全体の締めくくりに、イテルソン・スハウテン副市長に、祈りを込めて頂きました。

「他者関心と、多様性を豊かさと観る姿勢によって、全ての人々が、他者の美しい行為に感謝出来るような世界を共に創っていけますように」。(写真下右、青いジャケットで一人でランタンを持っている人)

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2018、19年とアースキャラバンとコラボしたボスニア、スレブレニツァの、プロジェクト「希望の街」のイルヴィンも参加。

彼が「希望の火」に込めた祈りは

「宇宙に存在する全ての生きとし生けるものが、
一つになって生きることが出来ますように」

イルヴィン
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終わりに

希望の火は、誠実に無私の心を持って行動している人々を結ぶ、と感じました。

そのような人々が「希望の火」に逢うと、歓喜がはじけ、周囲に拡がる、という数々の体験をしたのです。

「希望の火」によって生まれる優しく温かい融合の力が、これからも世界にドンドン拡がっていくことを祈ります!

Miwa Tamamoto

玉本三和(たまもと みわ)
希望の火国際委員会・アースキャラバン
オランダ及びヨーロッパ担当

95年に渡仏、シュタイナー教育と人智学の芸術治療を学ぶ。99年からオランダ在住。
推拿療法と指圧を学び、2006年からセラピストとして従事。
2012年タオ指圧に出会って以来、人生の謎が解けはじめ、現在は臨床と希望の火に全力投球!