12月16日(土)と21日(木)、「NPO気候危機対策ネットワーク」さんと協同開催で、藤沢のエコストアパパラギさんで写真展を開催することができました。

週末にしか来れない方と、平日開催すればママさんたちも来れるかも、、という思いで2回企画しました。

協同開催をしてくれた、友人ママさんの地域ネットワークのおかげで、地域新聞にも取り上げていただけたりして、おかげさまでたくさんの方に来場していただきました。

 

藤沢には昔から平和活動に熱心な方がたくさんおられ、今回そうした沢山の方にお会いすることができた事もとても嬉しかったです。

 

いらしていただいた方々に、パレスチナの方にメッセージを届けたいということで以下のようなメッセージを寄せていただきました。

 

・同じ人間として心から平和をお祈りしています。

 

・平和をいのることしか出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。日本から、自分が出来る限りのことをしたいと思います。早くおだやかに過ごせる日が来ますように。

 

・どの作品にもガザに生きる(生きた)人たちの表情にひきつけられる力がありました。人々がそこで日々暮らしている、ということ、それがかけがえのない、何にもかえられない大切なものであること、そういう当たり前のことを改めてみせていただきました。一人でも多くの人たちにみていただきたい!

 

・イスラエルは無条件に停戦!日本政府は先に立って世界に訴えるべき。パレスチナはみすてない!

 

・すばらしい写真の数々を見せていただきありがとうございます。子どもや若者の笑顔・・・今どうしているのだろうと考えると胸がつまります。状況がよくなることをお祈りしております。

 

・写真を通してガザでの皆さんの生活を知ることができました。今まで知らなかった自分をはずかしく思います。一刻も早い停戦を望みます。そしてパレスチナの方達の平和と幸せが訪れます様願います。

 

現在は現地の方と連絡をとることも難しいような現状ですが、、1日でも早く皆さんの気持ちが届くことを願います。

開催日の間の12月17日(日)には、藤沢の市議であり「NPO湘南まぜこぜ計画」の原田タケルさんの企画による「『ガザ素顔の日常』上映とお話し会」でも、写真を展示させていただきました。

映画を観れたことで、ガザの日常を肌感覚で感じることができました。海で遊ぶ子どもや若者の様子も、庭で家族でお茶を飲んで過ごす様子も、まるで藤沢の日常と変わらないじゃないか?と、、驚きました。しかし、映画の後半でその裏で、イスラエルの占領の中で、予告なく落ちてくる爆弾に怯える日々や、未来に希望を持てない若者たちの行動や、前半でニコニコと元気に遊んでいた子どもたちが傷つき亡くなる姿、悲しみ嘆く親の姿、、苦しくて苦しくて涙が止まりませんでした。

 

写真展に切り取られた弾けるような笑顔の裏には、こうした日常があるのだ、、と、改めて想像することができました。パレスチナの人の(今の私たちが無くしてしまったかのような)無垢な笑顔や優しさは、死と隣り合わせのものなのか、、とも思いました。

しかし映画でも描かれていない、さらに非人道的な行為が、もう何十年もの間日々繰り返されていたということも、アースキャラバンのリポートやパレスチナの資料などから知ることができ、それゆえに信じがたい問題の根深さを痛感しました。

 

自分が写真展をしたきっかけを、来場者の方にも尋ねられたのですが。

今まで、パレスチナの事を直視してこなかった自分がいて、、しかし今年10月の事件をきっかけにアースキャラバンのメンバーから緊急のメッセージが届き、それに突き動かされて何か自分で少しでもやれる事はないだろうか、そんなシンプルな思いつきでした。

でも写真展の詳細もよくわかっておらず、、決めてからはテンヤワンヤで、とにかく周りの方に相談しまくって開催場所を探して、今回のご縁をいただけたのでした。

 

それからはパレスチナの現状について調べはじめ、慌ててアースキャラバンのホームページを読んだり、パレスチナ問題についての資料を探したり、、と、大慌てでした。

写真展にいらしていただいた方々の方が詳しい方ばかりで、本当に恥ずかしい気持ちになりつつも、いろいろな質問に答えるたびに、自分の理解が深まっていく、という、本当にありがたい時間でした。

 

ともあれ、この写真が撮られたのは今回の大量虐殺が起きる前のこと。。何十年もの占領状態に加えて今回の非人道的な惨状があるという事を私たちは忘れてはいけないと思います。

今この時にも、水も電気も停められて限られた食料の中、絶え間ない爆撃に苦しむガザの人々の事を想像する事は本当に辛い事だけれど、、同じ人間として、想像することはやめてはいけないのだと思いました。

 

また私たち日本でも、私たちが知らないところで戦争する国づくりが進められています。本当に他人事ではない、と思います。

写真展のお手伝いをしてくださったママさんが、素敵なポストカードを作って配布されていました。

私たちに出来る事を少しでもする、思いをはせる事が、この酷い現状が少しでも良くなる事につながると信じています。

後藤さや香  『希望の火』アンバサダー・東京

演劇表現アートファシリテーター

タオ指圧にハマっていた元カレをきっかけに、念仏修行にはいる。現在は育児を経て、タオ指圧の学びの深さに毎日感動する日々。

タオ指圧や気の世界、知らないと人生の損。だから、皆に知っていただきたいです!

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