東北震災の後に生まれた「命灯会(みょうとうえ)」の灯に希望の火がコラボレーション!

「命灯会」とは、東日本大地震を機に宮城県気仙沼で生まれたあらゆる枠を超えた祈りの場。一本を、今を生きることができなかった「いのち」のために、もう一本を今生かされている「いのち」のために、このために作られた青いろうそくをともしながら全ての「いのち」との繋がりを感じ、語り継ぐための場。

3月4日(土)岩手県一関市藤沢町の「藤源寺」において、約70人の方を迎えて「命灯会」が行われました。今年、初めてこの会で「希望の火」が使われました。
中央に希望の火を置いて、そこからの住職の良規さん(この会の発起人の一人)が先ずは、大きい青いろうそくに火を移し、最初の一本に火を灯し祈りを込め、その後、参列者の皆さんが、住職の読経のなかで一人一人、ろうそくに火を灯し、祈られました。

100本余りの青いろうそくに希望の火が灯されました。厳かであり、暖かくもあり、胸が熱くなりました。

その後、震災から生まれた歌を披露するミニコンサート、そしていくつかのグループに別れて「いのち」を語り合う会が行われました。
皆さん、それぞれに震災を経験しており、未だ重荷が降りていないと言う方も多く、心の内を出して語り合うこの場の大切さを感じると共に、12年という歳月はその傷が癒えるには十分ではないという事実を、突きつけられました。

震災を語り継ぐため、3月11日に青いろうそくを灯し「いのち」について祈り、考え、語らう事を広めるために、青いろうそくを手作りして活動している「ともしびプロジェクト」の方々に、敬意を表すと共に、来年も是非一緒にと言って頂き、その思いを強くしました。

 

命灯会
終了後、住職の良規さんが『「希望の火」は、理屈でななく心に響く、一緒にやれて本当に良かった!』と、ビッグハグ!嬉しくて、泣けました。

 今回、「希望の火」の存在を初めて知る方が多かったこの会でしたが、希望の火についてもお話させて頂き、祈りを込めて頂けたことは、本当に素晴らしい事だと思います。

 人種、宗教、あらゆる枠を超えてこの希望の火が、人類の明るい未来の幸福の灯りとなるまで、多くの人に「希望の火」に出会って頂けるように、広め続けて行きます。

 来月は、北海道へ「希望の火」キャラバンに出かけます!

 

岩渕如妙(みみぃ)

岩渕 如妙(いわぶち・みみぃ) 
希望の火アンバサダー・東北、舞踏ダンサー(スペース「イグ」主宰)
バックパッカーとして旅していたインドで、アースキャラバン代表・遠藤喨及の「<気と経絡>癒しの指圧法」(講談社+α新書)に出会う。帰国後、タオ指圧を学び始め、現在に至る。本人曰く、“この本との出会いが、私の人生を変えた”。