時を超え、つながっていく祈り

〜ミュージシャン・岡野 弘幹(おかの・ひろき)さん〜

世界各地のネイティヴの楽器を演奏し、太古の音を表現している岡野さんは、広島原爆の残り火を、「グラストンベリー・フェスティバル」(英国の世界的フェス/https://www.glastonburyfestivals.co.uk/)や米国などにも運んだ、平和活動家でもある。

2022年6月のグラストンベリー・フェスでは、岡野さんが約20年前に運んだ原爆の残り火が、オープニングで灯された。そのとき、参加者数万人が、東西南北4方向に向かって、同時に祈りを捧げたという。

「その時の祈りは、宗教やイデオロギーを超えていた。 “いのちそのものが元氣になる” と感じて、感動的だった。今年はウクライナのこともあり、特にヨーロッパの若者には、肌身に感じるものがあったのではないか。祈りは時代や世代を超えてつながっている。」
そう、岡野さんは語る。

Hiroki Junko Okano

<岡野さんご夫妻の希望の火へのメッセージ>

「祈りは太古からつながっていますが、その象徴のようなこの火が、人類の希望となるよう、心から祈ります。」(岡野弘幹さん)

「私たちの中に、希望が灯っていることを、もう一度思い出させるよう、この火がみんなに伝えてくれることを祈ります。」(岡野純子さん)

岡野弘幹さんWebsite

with Hiroki Okano

Sanno Banba

馬場 山往(ばんば・さんの)
希望の火国際委員・日本

NPO法人アースキャラバン・イベント担当部長
かつてバックパッカーとして、おもにアジアを旅する。
アースキャラバン2015でパレスチナを訪れ、現地の人々の温かさに感動!メディアの嘘に呆れる。希望の火と共に世界中を旅するバンド・アミナダブのパーカッションも担当。