3月16日土曜日、オランダ各地のメノナイト教会が、ガザとイスラエルの平和を祈る祈りの集会を開き、

希望の火はアルクマール市の教会に招待されました。

全国にある31の教会で、午前9時から午後9時まで、少なくとも1つのコミュニティが1時間ごとに祈るリレー形式で行われ、

犠牲者の冥福とパレスチナ・イスラエル人双方へ平和を呼びかけました。

傍観者として沈黙するのではなく、不正に立ち向かい、平和の光を伝えるために。

お知らせにはM.L.キング牧師の言葉が書かれています。

「人が最後に覚えているのは、敵の言葉ではなく、友人たちの沈黙です。」

(In the end we will remember not the words of our enemies, but the silence of our friends.) 

世界の聖火が融合する「希望の火」で祈る平和

アルクマールのメノナイト教会での祈りは午後3-4時でした。冒頭に希望の火が紹介され、ランタンから神の光を象徴する中央のキャンドルに灯されました。

 「この聖火は世界の平和のために燃え続けてる永遠の火で、イスラエルとパレスチナの火を含む他、M.L.キングセンターの 永遠の火など、世界中の多くの平和の灯と合祀されています。」

こころの痛みを神の光の懐に

聖典の朗読の後、牧師のルイーズ・ポンドマン氏は続けます。

「ここに小石を用意しました、どうか皆さん、心にある重い感情、痛み、また希望を表す石を選んで、中央のキャンドルへ、神の光のもとに差し出してください。

私たちの恐怖、悲しみ、嘆きの感情の背後には、思いやり、慈悲の心、絆、愛、希望への希求があります。

この祈りが終わりここを出て世界に戻っていくとき、これらの希求が、私達が住む世界の平和への希望の火が、        それぞれの心に明るく燃えていますように!」

 集まった人たちが、それぞれの気遣いや痛みを表す石を選び、それを希望の火のもとに置き、神のふところに差しだし、  また他の人たちと分かち合いました。

一人づつ、心を込めて、ろうそくのもとに、またランタンのもとにも、集会者の祈りの象徴である石が置かれていきます。

道元禅師の正法眼蔵生死の巻にある

ただわが身をも心をもはなちわすれて、仏のいへになげいれて」

というお言葉をこのセレモニーの間思っていました。

人の魂がもう殆ど耐えることの出来ない痛みを、今神仏の身許に差し出している。自我を捨て、神の家に。。。

希望の火は、そんな思いも全てすくい取って抱擁していきます。

シェアされたメッセージの一部をご紹介します。

「世界の指導者たちが権力の欲求から慈悲の心へと変わることを願っています。」

「私が白い石を選んだのは、悲惨な状況の中で平和を目指す人々の好意に心から賛嘆しているからです。それは私たちと世界に希望を与えてくれます。」

「私は、世界中の多くの場所で今起こっているすべての悲惨さと悲しみを象徴する暗い色の石を選びました。 しかしよく見ると、その中にいくつかの光の静脈が見えます、それはまだ非常に小さいですが、それが私にとっての希望です!」

沈黙でなく、行為を! 友のために、、、

集会の後、世界のメノナイト教会が主催するガザ支援のプロジェクトに寄付する機会、

また、暴力のスパイラルを終わらせるための具体的な提案をオランダ衆議院に求める請願書に署名する機会もありました。

 

そう、暴力は決して暴力の解決にはなりません。

共に非暴力の道を歩み、平和を実現しましょう!

 傍観者として沈黙するのではなく、不正に立ち向かい、平和の光を伝えるために。

 もう一度、この言葉をかみしめながら。。。

 

「結局、人が最後に覚えているのは、敵の言葉ではなく、友人たちの沈黙です。」

世界メノナイト教会委員会の声明文 (英語)

パレスチナとイスラエルへの祈り (英語)

玉本 三和(たまもと みわ)

希望の火国際委員会 オランダ及び欧州担当

 

1995年に渡仏、シュタイナー教育と人智学の芸術治療を

学ぶ。1999年からオランダ在住、

タオ指圧セラピスト。