HOPE80 JAPAN③  広島篇・前編 10年越しの出会い、そして人間性へ

HOPE80 JAPAN③ 広島篇・前編 10年越しの出会い、そして人間性へ

東京でのレセプションパーティーを終えた翌日、「HOPE80 JAPAN」の一行は広島へと向かいました。 この地で待っていたのは、かつて“原爆を落とした国”と“落とされた国”の子孫たちが、初めて出会い、 共に祈るという歴史的な瞬間でした。   広島での再会、そして初めての対面 到着してすぐ、約50名の方々を招いた広島レセプションが行われました。 旅の疲れも見せず、参加者たちは笑顔で語り合い、平和の輪がまたひとつ広がっていきます。 翌朝9月13日(土)。 朝食の席で、ついにクリフトン・トルーマン・ダニエルさんと...
HOPE80 JAPAN②  東京篇 新たな出会いと語り合い、そして次の地へ

HOPE80 JAPAN② 東京篇 新たな出会いと語り合い、そして次の地へ

塙町でゆっくり二泊、旅の疲れを落としたところで、一行は東京へ戻り、「HOPE80 JAPAN」第二章が始まりました。 平和への祈りを胸に、新たな “子孫たち” が集います。   記者会見 — 世界が見つめる新たな出会い   9月10日(水)、東京プレスセンターにて、今回の日本巡礼を紹介する記者会見が開かれました。 この日、新たな出会いがありました。 6月のヨーロッパ巡礼には出国できなかった、ユダヤ人収容所生還者の子孫、マガリ・ブロシュさんが合流。...
HOPE80 JAPAN① 福島篇 塙町から始まる、平和への旅

HOPE80 JAPAN① 福島篇 塙町から始まる、平和への旅

2025年9月。 戦後80年の節目に、過去の対立を乗り越え、未来に希望と平和をつなぐ旅 『HOPE80 JAPAN』が、福島県塙町(はなわまち)からスタートしました。 主催は、希望の火国際委員会とNPO法人アースキャラバン。 “今こそ、心に希望の灯を”――その思いが、この巡礼の原点です。 歴史を越えて、心が出会う 9月8日(月)、ヘリコプターが塙町の地に降り立ちました。 乗っていたのは、マハトマ・ガンジーのひ孫 トーシャ・ガンジーさん夫妻(ソナルさんとともに)、そしてナチス強制収容所所長アーモン・ゲートの孫...
パレスチナ写真展&希望の火イベント@埼玉県杉戸町

パレスチナ写真展&希望の火イベント@埼玉県杉戸町

杉戸町に灯った “希望の火”  8月19日(火)から31日(日)まで、埼玉県杉戸町のカルスタすぎとにて、NPOアースキャラバン所有のパレスチナの写真の展示と、23日(土)には、映画上映、講演、ライブもあるイベントが開催され、希望の火バンド・Aminadabu(アミナダブ)と、アースキャラバンのメンバー総勢10人ほどで、参加しました。 国際交流協会の宇佐見さんから初めてご連絡をいただいたのは、2024年9月のことでした。...
希望の火で戦後80年合同追悼式

希望の火で戦後80年合同追悼式

「昨日の敵は今日の友」ー 戦後80年、希望の火と合同追悼式 2025年8月15日、アジアにおける第二次世界大戦の終結から80年が経過しました。この節目の前夜、オランダ・アルクマールの希望の火センターにて、合同追悼セレモニーが行われました。 この破壊的な戦争によって苦しんだすべての国々に思いを馳せるとともに、今なお世界中で続く多くの戦争の犠牲者たちへの祈りを捧げました。 祈りは国境を越えて...
HOPE80 @グラストンベリー・フェスティバル2025

HOPE80 @グラストンベリー・フェスティバル2025

ピラミッド・ステージに灯った “希望の火”  今年も「希望の火」とアミナダブは、グラストンベリー・フェスティバルに参加しました。80年という節目の年。戦争の記憶と希望を胸に、世界巡礼「HOPE80」が始動。ガンジーのひ孫トーシャさん、東條英機元首相のひ孫・英利さんとともに、平和への祈りを届けました。 とは言えフェスなので、私たちは隣り合ったテントに寝泊まりし、同じ空の下で笑い合い、ご飯を分け合いました。滞在先は、昨年と同じくPeace...