HOPE80 JAPAN 最終回  結願・京都篇 静寂の祈り、永遠の灯

HOPE80 JAPAN 最終回 結願・京都篇 静寂の祈り、永遠の灯

9月22日(月)。 旅の最終日は、穏やかな朝の光とともに始まりました。 長い道のりを経て、HOPE80 JAPANはついに**結願(けちがん)**の地・京都へ。 この日は、記者会見、そして平和祈願の滝行が行われます。 記者会見 ― 旅の終わりに語られた言葉   午後3時。 静かな空氣の中、今回の日本縦断を締めくくる記者会見が開かれました。 この旅を振り返って印象に残っていることを尋ねられると、 アメリカ・トルーマン元大統領の孫、クリフトン・トルーマン・ダニエルさんは、 「10年間、オンラインで交流してきた東條さんと、...
HOPE80 JAPAN⑩  大阪万博篇  “世界が一つになる日” 、 “祈りが一つになる火” 。

HOPE80 JAPAN⑩ 大阪万博篇  “世界が一つになる日” 、 “祈りが一つになる火” 。

9月21日(日)。 この日は、国連が定める「世界平和の日(World Peace Day)」。 毎年この日、ニューヨークの国際連合本部では日本の「平和の鐘」が鳴らされ、 世界各地で平和を願うイベントが開かれます。 そして2025年――。 その祈りの響きは、大阪・夢洲の万博会場へと届いていました。 ピースデイ at EXPO 2025 イベントは、NPO法人ピースデイ(Peace Day Japan)の主催。 HOPE80一行は、以前から親交のあった谷崎テトラさんからのお声がけを受け、 この記念すべき日に参加することを決めました。...
HOPE80 JAPAN⑨  九州篇最終章・長崎 平和を願う心がひとつになる場所で

HOPE80 JAPAN⑨ 九州篇最終章・長崎 平和を願う心がひとつになる場所で

9月19日(水)。 HOPE80の一行は、佐世保を出発し、いよいよ長崎へと向かいました。 青く澄んだ空の下、海辺を走る道。 遠くには島々が浮かび、美しい景色を見ながら走ります。 自転車のペダルを踏むたびに、心の奥にあった澱(おり)のようなものが 風に吹かれて消えていくのを感じました。 走ることは、祈ること。 祈ることは、生きること。 そんな想いが胸に浮かびながら、一行は静かに長崎市内へと入っていきました。  平和公園にて ― 希望のゴール 午後3時過ぎ、ついに長崎市の平和公園に到着。 アースキャラバン長崎の新海智弓さんをはじめ、...
HOPE80 JAPAN⑧  九州篇・佐世保 出会いが希望をつなぐ街で

HOPE80 JAPAN⑧ 九州篇・佐世保 出会いが希望をつなぐ街で

9月18日(水)。 朝まで降っていた雨も、出発のころにはやみ、 空の向こうから柔らかな陽が差し込みはじめました。 お世話になったぶどうの樹の皆さんに深くお礼を伝え、 HOPE80の一行は北九州から佐世保へと向かいます。 平和を走る ― ピースサイクリングの道 この日も、東條英利さんを先頭にピースサイクリングが続きます。 道の両側には、朝の光に濡れた緑がきらめき、 風がどこかやさしく感じられました。 佐世保市内に入ると、駐車場には市職員の井出さんや、 HOPE80を応援してくださる方々が笑顔で出迎えてくれました。...
HOPE80 JAPAN⑦  九州篇・北九州 ぶどうの樹に灯った希望の火

HOPE80 JAPAN⑦ 九州篇・北九州 ぶどうの樹に灯った希望の火

9月17日(火)。 別府を出発した一行は、九州北部へ――目的地は北九州。 この旅の宿泊は、宿泊施設活性化機構(JALF)の伊藤泰斗さんのご協力によってご提供いただいたところも多いです。(東京・アジュール竹芝、別府・石のやなど) 伊藤さんが今回のルート沿いの宿泊施設にHOPE80の活動を紹介してくださったところ、 北九州のぶどうの樹グループの皆さまが「ぜひ」と名乗りを上げてくださいました。 偶然のようで、必然の寄り道 北九州へ向かう途中、昼食のために立ち寄った場所の近くに、...