2025年9月。

戦後80年の節目に、過去の対立を乗り越え、未来に希望と平和をつなぐ旅 『HOPE80 JAPAN』が、福島県塙町(はなわまち)からスタートしました。

主催は、希望の火国際委員会NPO法人アースキャラバン

“今こそ、心に希望の灯を”――その思いが、この巡礼の原点です。

歴史を越えて、心が出会う

9月8日(月)、ヘリコプターが塙町の地に降り立ちました。

乗っていたのは、マハトマ・ガンジーのひ孫 トーシャ・ガンジーさん夫妻(ソナルさんとともに)そしてナチス強制収容所所長アーモン・ゲートの孫 ジェニファー・テーゲさん

迎えるのは、東條英機元首相のひ孫 東條英利さんと「希望の火」メンバーたち。

ヘリコプターから出てきて、握手が交わされた瞬間、歴史を超えた“新しい絆”が生まれました。

ここから、約2週間にわたる日本縦断の旅が始まります。

塙町のぬくもりと、語り合う平和

翌9月9日(火)は、町長を表敬訪問し、「奥久慈塙蒸溜所」で焼酎造りを体験。

町の人々の温かさと自然の恵みに、参加者の笑顔がこぼれます。

夜は「湯遊ランドはなわ」で行われた戦後80年トークイベントへ。

トーシャさん、東條さん、ジェニファーさんが登壇し、家族の歴史と向き合いながら、平和への想いを語りました。

「世界の平和も、家族の幸福も、自分の心が創るものです。」

トーシャさんのこの言葉に、会場全体が静まり、そして温かい氣に包まれました。

音楽がつなぐ、希望のハーモニー

イベントのあとは懇親会。

地元塙町出身の つのだ☆ひろさんが登場し、すばらしい歌声で会場を沸かせました。

さらに「希望の火バンド」**Aminadabu(アミナダブ)**が演奏し、

ジェニファーさんとソナルさんもコーラスに参加。

笑顔と音楽が重なり、星空の下で平和のハーモニーが響きました。

 

希望の火は、ここから日本へ

こうして幕を開けた「HOPE80 JAPAN」。

塙町から始まった小さな灯は、これから東京、広島、長崎へ、日本を縦断します。

過去の痛みを超えて、未来へ希望をつなぐ旅――

HOPE80 JAPANが始まりました。